詳細説明

NETIS登録番号：HK-150002-VE

ｺﾝｸﾘｰﾄは乾燥して固まるのではなく、ｾﾒﾝﾄの成分と水が化学反応することにより固まります。特に固まり始めは環境による影響を受けやすく、ｺﾝｸﾘｰﾄが構造材料として所定の性能を発揮するには、打設後十分に硬化するまでの一定時間、適切な温度と湿度のもとで養生されることが理想です。この養生期間中に重要なのは、ｾﾒﾝﾄの水和反応が十分に進行して、緻密な組織が形成されるようｺﾝｸﾘｰﾄの乾燥を抑えることです。特に蒸発が激しい表面を保水養生することが、乾燥収縮対策には有効です。ﾓｲｽﾁｬｰﾀｯﾌﾟﾌﾟﾁの空気層が保温効果を発揮し、気温の低い時期における急激な温度低下によるひび割れを防ぎます。

ﾓｲｽﾁｬｰﾀｯｸﾌﾟﾁは、型枠を取り外した後のｺﾝｸﾘｰﾄ表面に張り付け可能なので、表面からの水分蒸発を大幅に抑制、効果的に保水養生することができます。施工も、ﾓｲｽﾁｬｰﾀｯｸﾌﾟﾁの粘着力だけで簡単に貼り付けすることができます。